支援事例
CASE
MVV策定・浸透支援プロジェクト
Challenge
背景・課題
創業期から事業拡大フェーズへの移行に伴い、組織規模が急速に拡大。新規採用メンバーが増加する中で、創業時からの暗黙知として共有されていた「会社としての価値観」や「判断基準」が希薄化しつつあった。経営層と現場の間で目指す方向性への認識ギャップが生じ、意思決定のスピード低下や部門間連携の非効率が顕在化。また、採用競争が激化する市場環境において、自社の独自性や提供価値を言語化できておらず、候補者への訴求力が弱い状態が続いていた。
Solution
アプローチ
経営者インタビュー(計8時間)と全社員アンケート・1on1で現状を構造化したうえで、部門横断ワークショップを4回実施。経営層の想いと現場の声を統合した MVV ドラフトを作成し、評価制度・朝会・採用コンテンツへの組み込みまで含めた浸透施策を設計した。
プロジェクト背景
組織拡大フェーズにおける求心力強化を目的に、Mission・Vision・Values の策定から社内浸透までを一貫支援した。
直面していた課題
- 創業時の価値観・判断基準が新規メンバーに引き継がれず希薄化
- 経営層と現場で目指す方向性への認識ギャップ
- 自社の独自性・提供価値を言語化できておらず採用での訴求力が弱い
アプローチ
Phase1:現状分析
経営者への深掘りインタビュー(計8時間)を実施し、創業の原体験、事業を通じて実現したい世界観、譲れない価値観を構造化。並行して、全社員アンケートおよびキーパーソンへの1on1インタビューを通じ、現場が感じている「らしさ」と経営層の認識とのギャップを可視化した。
Phase2:策定ワークショップ
部門横断メンバーによるワークショップを計4回開催。「なぜこの会社で働くのか」「顧客に提供している本質的な価値は何か」をテーマにディスカッションを重ね、ボトムアップの視点を抽出。経営層の想いと現場の声を統合した MVV ドラフトを作成した。
Phase3:ブラッシュアップと浸透設計
ドラフトに対する全社フィードバックを収集し、表現の精緻化を実施。最終的な MVV を策定するとともに、日常業務への浸透施策(評価制度との連動、朝会での活用、採用コンテンツへの反映)を設計した。
成果
Mission・Vision・Values の明文化により、全社員が共通の判断軸を持つことに成功。日常の意思決定において「これは Values に沿っているか」という問いが自然発生するようになり、部門間連携もスムーズに。
採用活動では MVV を軸にしたストーリーテリングにより、企業理念に共感する候補者からの応募が前年比30%増加。入社後のミスマッチも減少し、早期離職率の改善にも寄与した。
策定した MVV は各事業戦略のトップ概念として位置づけられ、中期経営計画の策定基盤としても機能している。
